混雑した夏の海で安全&快適にサーフィンするための方法
早いものでもう8月ですね。
梅雨も開けて夏本番!
ビーチも賑わってきましたね。
夏のサーフィンでネックなのが、混雑!!
混雑した海でサーフィンするということは、事故の危険性も高まるし、他のサーファーと接触しないように気をつかうので、サーフィンを楽しむどころではなくなってしまいます。
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今回は、「それでもやっぱり夏の海でサーフィンを楽しみたい!」というサーファー女子のために、混雑した夏の海でも安全&快適にサーフィンする方法をお話したいと思います。
※ここでお話する【安全・快適】とは、【なるべく人が少ないところで、のびのび練習できる】という意味です。
平日・早朝など人の少ない時間帯を狙う
私は、夏になると早朝にサーフィンすることが多いです。
今の時期は日の出が早いので、朝の4時でも十分サーフィンできます。
そのくらいの時間だとまだ人も少ないので、ストレスを感じることなくサーフィンできます。
週末や波のいい日には朝から続々とサーファーがやってくるというポイントもありますが、平日・早朝・夕方などは日中に比べるとサーファーの数は少ない傾向にあります。
できるだけ人が少ない海でサーフィンしたいという方は、週末を避けたり、時間帯を考えて海に入るようにしてみてくださいね。
波がよくなくてもとりあえず入る
初心者のうちは、波の良し悪しにこだわらず、時間がある時はとりあえず海に入りましょう。
波がよくない時は、サーファーは少ないです。
なので初心者のうちは、波がよくなくても人が少ない海で練習しましょう。
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個人的には、初心者のうちは波の良し悪しにそれほどこだわる必要はないと思っています。
なぜなら中・上級者が言う「いい波」は、初心者にとっていい波とは限らないからです。
中・上級者にとっての「いい波」は、初心者にはサイズが大きすぎたりして、初心者ではうまく乗りこなせない波である場合が多いのです。
ですので、技術がまだ未熟なうちは、いい波にこだわる必要はありません。
初心者のうちはスモールコンディションでも十分練習になります。
あまり波がよくなくても、人が少なければそれだけ波に多く乗れるし、「他の人とぶつかったらどうしよう」という心配やストレスからも解放されます。
なので、波がよくなくても「人が少なくてその分練習できる」と思って、海に行きましょう!
なるべく人が少ないピークをチェックする
波がいいピーク(波が崩れるところ)は人が集中しがち。
「波がいいならそこで乗りたい!」と思うかもしれませんが、先に述べたように初心者のうちは波の良し悪しはあまり考えないこと。
波がいいピークは混雑するし、上手いサーファーもいて、なかなか波に乗れないということが多いです。
だったら、いい波が割れて人が集中しているピークは避けて、なるべく人がいないピークを探してみましょう。
波がそれほどよくなくても、人が少ない場所で入ったほうがストレスも少ないし、波に乗れるチャンスも増えるので練習になりますよ!
ポイントを移動する
あたり一面チェックしても人が少ないピークがないという場合には、思い切ってポイントを移動しましょう。
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千葉など海岸線に沿ってサーフポイントが点在するエリアでは、少し移動するだけで混雑を回避できることがあります。
もちろんその時にも波の良し悪しにこだわってはいけません。
繰り返しますが、空いている場所なら他のサーファーと接触する可能性は低くなるし、のびのび練習したほうがスキルアップにつながります。
混雑した海でサーフィンする時に大事なこと
もし混雑した海に入らなければならないという時は、次のことに気をつけてください。
挨拶や笑顔を忘れずに
他のサーファーと目が合ったら挨拶をしたり、笑顔で会釈をしたりするだけで、混雑した海でもお互いが気持ちよくサーフィンできます。
万が一ぶつかりそうになったり、前乗りしてしまったりした時はすぐに謝りましょう。
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初心者の近くは注意
「自分も初心者です」という人でも、他の初心者には注意してください。
初心者はぶつかりそうになった時の回避行動がうまくとれないことが多いです。
私は、初心者の近くで波待ちをしている時、テイクオフを失敗したその人のサーフボードが上から降ってきて、私の頭に直撃したことがあります。
初心者用の柔らかい素材のサーフボードだったのでケガはしませんでしたが、フィンが頭に当たっていたらと思うと今でもゾッとします(頭 割れます。ヘタしたら死にます。←マジです)
自分がそういうことをしないように気をつけるのはもちろんですが、他のサーファーの動きにも十分注意しましょう。
ムリそうなら、すぐに上がる
初心者のうちは、混雑した海で波をキャッチするのはなかなか難しいことです。
人が多すぎてムリ…という時は長居せず、ポイントを変えたり、時間帯をずらしたりしてみましょう。
「せっかく来たのに上がるのはもったいない」と思う時もあるかもしれませんが、混雑していて波に乗れないような状態では練習にもならないし、他のサーファーと接触してケガでもしたら大変です。
いさぎよく上がる決断も時には必要です。
まとめ
夏は、気温・水温ともに高いので、サーフィンにはいい季節ですが、それだけサーファーの数も増え、事故も増えます。
夏の海でのサーフィンは、できるだけ混雑を避けることがポイントです。
入るポイントや時間帯などを工夫して、ルールやマナーを守り、楽しくサーフィンしましょう♪
1着は持っておきたい!夏用のウェットスーツ
こんにちは。
前回の記事で「水着でサーフィンするのはあまりオススメしませ〜ん」と書いたんですが☟
今回は夏のサーフィンを快適にする、夏用のウェットスーツを紹介したいと思います。
タッパー
ジャケットタイプのウェットスーツ。
夏の早朝など、日中よりも気温が低く「ちょっと涼しいな」と感じる時に着ると◯。
全面にジッパーがついたフロントジップのものが多いです。
長袖タイプ・半袖タイプがあります。
ROXY フロントジップ タッパー
ベスト
これもフロントジップのタイプが多いです。
なるべく軽装でサーフィンしたい!という女子にオススメ。
肩や腕には日焼け止めを忘れずに。
ROXY フロントジップ ベスト
スプリング
タッパーやベストは上半身のみをおおうタイプのウエットスーツですが、スプリングと呼ばれるウエットスーツは下半身(お尻〜太ももあたりまで)もカバーするタイプのもの。
半袖タイプと長袖タイプ(ロングスプリング)があります。
ROXY スプリング
夏用のウェットスーツまとめ
夏用のウェットスーツはいくつか種類がありますが、最低1着は持っておくと重宝します。
どのタイプのウェットスーツを選ぶかは好みにもよりますが、私は長袖のタッパーを愛用しています。
私は早朝にサーフィンすることが多いですが、夏でも早朝の海は少し涼しく感じる時があります。
タッパーを着ていれば適度に保温効果があり、快適にサーフィンできます。
サーフィンの前後はジッパーを開けて羽織っていることもできるし、ジャケットタイプなので着脱も楽チン。
もしどのウェットスーツにしようか迷っていたら、タッパーをオススメします。
最近のウェットスーツはかわいくてオシャレなデザインのものばかり。
夏に着ていてもヤボッたくなりません。
ぜひボードショーツやサーフハットとコーディネートしたりして、オシャレなサーファー女子をめざしてね。
水着のサーフィン メリット・デメリット
7月になりました。
夏ですね!
夏は気温・水温ともに高くなるので、時間帯によっては水着でサーフィンすることも可能になりますが、このブログでは、水着でサーフィンすることはあまりオススメしていないんですよね。
【夏からサーフィンを始めたい女子へ】でも少し書きましたが☟私自身 水着だけでサーフィンすることはほとんどありません。
なぜなら、夏でもウェットスーツもしくはラッシュガードなどを着用して、なるべく肌を露出しないようにしたほうがいいから。
今回は、水着でのサーフィンのメリット・デメリット、夏でもウェットスーツを着用する必要性やその理由について詳しく説明しますね。
水着でのサーフィンのメリット
動きやすい
水着でサーフィンすることの最大のメリットは、動きやすさ。
ウェットスーツを着ているよりも体が動かしやすく「体が軽い!」と感じるはず。
着替えや片付けが楽チン♪
サーフィンをしていて「ウェットスーツの着脱って面倒だな~」と感じたこと、ありませんか?
水着だったらサッと着替えができて楽チン♪
サーフィンの後、ウェットスーツを洗って干す…というのもけっこう面倒くさいんですが、水着でのサーフィンはウェットスーツの片付けもなくてさらに楽チン♪
気持ちがいい
水着で海に入ると、水の感触や温度をダイレクトに肌で感じることができます。
キレイな海で快適な水温なら、癒されること間違いナシ!
とっても気持ちがいいです♪
photo credit: via photopin (license)
私もこのあと紹介するデメリットがなければ、いつでも水着でサーフィンしたいくらい。
水着でのサーフィンのデメリット
水着でのサーフィンは、残念ながらいいことばかりではありません。
デメリットをいくつかあげてみますね。
日焼け
日焼けをしたくないと思っているサーファー女子にとっては、水着でサーフィンすることの最大のデメリットはやっぱり日焼けでしょう。
日焼け止めも広範囲に塗らなければならないので大変!
背中はひとりでは塗れないし、肌が出ている部分すべてにしっかり塗るとなると、日焼け止めもすぐになくなっちゃいますね…
体力の消耗が激しい
強い日差しは体力を奪います。
水着でのサーフィンは、肌を露出しているので広範囲で強い日差しを受けることになり、体力の消耗が激しく、疲れやすくなります。
ケガ
夏は他のシーズンに比べて混雑するので、他のサーファーと接触する事故の可能性も高まります。
水着の上にウェットスーツやラッシュガードを着用していれば、ケガの予防にもなります。
私は夏の混雑した海でサーファーに突っ込まれ、背中にフィンが当たるという事故にあったことがあります。
この時はタッパー(ジャケットタイプのウェットスーツ)を着ていたので、ケガをせずにすみました。
タッパーを着ていなければ、背中が15センチくらいパックリ切れるという大ケガをしていたと思います…(サーフボードのフィンはとても切れるので危険なんです)
体温の低下
真夏でも早朝は「水が冷たいな」と感じることがあります。
また、エリアによっては真夏の日中でも水温があまり高くないというポイントもあるでしょう。
体温の低下を防ぐには、やはりウエットスーツの着用が有効です。
ちなみにラッシュガードはUV対策のために着用するもので、保温効果はありません。
ポロリの可能性
サーフィン用の水着は、サーフィン中の激しい動きにも対応した作りになっていて、ズレにくいのは確かですが、ビギナーのうちはワイプアウトも多く、ものすごい格好で波に揉まれることもあります。
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私も初心者の頃、夏の暑い時期に水着でサーフィンしたことがありますが(もちろんサーフィン用の水着を着用して)、波に揉まれてお尻が半分くらい出てしまったり、ポロリもありました(笑)
そういうのを気にしながらサーフィンしても、楽しめないですよね〜。
まとめ
水着でのサーフィンはかっこよくてステキですが、メリットよりもデメリットのほうが実は多いんです。
ですので、安全に楽しくサーフィンをしたい方は、ウェットスーツを着用することをオススメします!
次回は夏用のウェットスーツを紹介しますので、ぜひそちらもあわせて読んでくださいね♪