サーファー女子なら知っておきたい!日焼け・紫外線についての基礎知識
サーフィンを始めたいと思っている女子が気になることNO1は、やっぱり日焼けではないでしょうか。
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そもそも日焼けの原因は紫外線ですが、紫外線にも種類があって、肌に与える影響にも違いがあるというのをご存知ですか?
これまでの記事でも日焼けについて少しふれていますが、今回はサーファー女子なら「これだけは知っておきたい!」という日焼け・紫外線の基礎知識についてまとめました。
紫外線の種類
太陽光は、波長の長いものから赤外線・可視光線・紫外線に分けることができます。
紫外線は、波長の長いほうから順にA・B・Cと分類されます。
地上に届いているのは紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)です。
紫外線C波(UVC)は、波長が短いためオゾン層を通過する過程で散乱あるいは吸収されてしまいますが、紫外線は波長が短いほど有害作用が強いので、3種類の紫外線のうちではUVCが最もその物理的作用が強いとされています。
近年、オゾン層の破壊が問題となっていますが、オゾン層が薄くなり、ぽっかり穴があいてオゾンホールができてしまうと、これまで地上にはほとんど到達しなかったUVCが届くのではないかと心配されています。
出典:http://www.kao.com/jp/skincare/work_03.html
私たちがサーフィンをする時に(もちろん日常生活を送る上でも)対策が必要なのはUVAとUVBなので、この2種類の紫外線について説明していきます。
紫外線A波(UVA)とは
私たちが普段 浴びている紫外線のほとんど約90%以上はUVAです。
波長が長いUVAは、浴びても赤みや炎症が起きにくく、肌を黒くするというような急激な変化を与えるものではありませんが、肌の奥の真皮層まで到達し、ハリや弾力を生むコラーゲンやヒヤルロン酸を作り出す細胞に損傷を与えます。
このことがシワやたるみといった老化現象を引き起こす原因となるのです。
UVAはメラニン色素の合成も増やすので、シミが目立つ原因にもなります。
また、UVAは波長が長いため気候・雨・くもりなどに関係なく地表に降り注いでおり、ガラスも透過するので室内にいても注意が必要です。
紫外線B波(UVB)とは
太陽光を浴びて肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりするのはUVBが原因です。
UVBはおもに肌の表面で吸収されるため、肌の奥の真皮層まで達することはほとんどありません。
しかし、UVBはエネルギーが強く(有害性はUVAの100〜1000倍強いとされています)肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を起こすので、皮膚ガンやシミの原因になります。
UVBは直射日光に当たらないように心がけることで、ある程度 防御することができます。
出典:https://www.kose.co.jp/jp/ja/kirei/uv-care/step1/
紫外線が多い季節は?
UVAが多い季節
UVAが強くなるのは5月頃で、一番少ないのが12月です。
しかし、UVAの量はUVBに比べ一年を通してあまり変動しないので、一番少ない12月でも5月の半分程度はあり、冬でも油断は出来ません。
UVBが多い季節
UVBは季節によって変動が激しく、5月頃からだんだん増え始め、6~8月に最も多くなります。
夏に比べて春・秋はその半分程度、冬には1/5程度になります。
出典:https://www.kose.co.jp/jp/ja/kirei/uv-care/step1/
紫外線が多い時間帯は?
UVAが多い時間帯
UVAは日の出とともに急激に増えて行き、正午前後がピークになります。
日中に比べて日差しの弱まる夕方でも、UVAの量に大きな変化はありません。
UVBが多い時間帯
午前10時から午後4時の間が多い時間帯で、特に正午前後がピークです。
早朝や夕方は少ないです。
サーフィンするならUV対策は万全に!
適度な日光浴ならば、体内にビタミンDが生成され骨を強くしたり、免疫力を上げたりする効果がありますが、サーフィンをするからには日光浴という範疇を超えるくらいの紫外線をどうしても浴びてしまいます。
サーフィンを始めたら、雨や曇りの日に海に入ることもあるでしょう。
この記事を読んだら「太陽が出てないから日焼けの心配はないわ♪」とは思わないはず。
サーフィンをするうえで、全く日焼けしないというのは不可能(に限りなく近い)ですが、日焼けを最小限にとどめるためにも、季節・時間帯・天気に関わらずUV対策をするように心がけましょう。
次回からはオススメの日焼け止め・UV対策グッズ・サプリやコスメなどを紹介していく予定なのでお楽しみに♡